スロージョギング特講
今回のスロージョギング特別講義は10回目となりました。このシリーズは私の学位論文の内容を少しアレンジしたものです。スロージョギングする際に有益な情報ですので、お役に立てると思います。 前回、上の図を紹介しました。時速6km辺りが人が走り始めるス…
●移動様式を歩行から走行に切り替えるスピード 「ランニングとウォーキングはどちらがきついか?」を判定する前に、人がウォーキングからランニングに切り替えるスピードについてお話しします。フィットネスクラブにあるランニングマシンを思い出してくださ…
前回のブログでウォーキングとランニングはどちらがきついかということを話しました。一般的に走る場合は7METs以上で、歩く場合は4METs前後となり、そもそも運動強度が違うのでランニングの方がきついのは当然といえます。しかし、実際には同じ心拍数や同じ…
一般的にはウォーキングは楽で、ランニングはきついと考えられています。では、皆さんは歩けばどのくらいのスピードになりますか?また、走るとどのくらいのスピードになるでしょうか?きっとウォーキングの場合は時速4.5~5.5kmの範囲になり、ランニングの場…
昨日のブログでもお話ししました。ランニングに対する一般的な解釈はこのような感じではないでしょうか? 1)ランニングはウォーキングよりもきつい 2)ゆっくり走っても体力は増加しない。 では、まずは1)のランニングはウォーキングよりもきついというの…
歩くようなスピードで走るのがスロージョギングです。スロージョギング にはウォーキングとは違った特異的な効果があります。道下らはスロージョギング のトレーニングにより大腿部の筋の肥大を報告しています。同時に脚筋力も向上し、驚くべきは体重の減少…
ここに内閣府が2009年に行った興味深い調査があります。「過去1年に行った運動とスポーツ」についてです。この調査では運動を実施した人の約50%がウォーキングを実施したとなっています。ダントツの1位で、2位は健康体操、3位はボーリングとなっています。…
この報告は文部科学省が2012年と2015年に行った「運動・スポーツをしない理由」に関する調査結果です。身体活動量の低下は健康障害を引き起こす可能性が高くなるため、日常から生活の中で積極的に動くか、運動・スポーツをするのがその予防のために大事な戦…
このグラフは2016年に行われた最新の国民健康・栄養調査による糖尿病の推定人口です。①一番左のグラフが「糖尿病が強く疑われる人」の人口の推移。②真ん中が「糖尿病の可能性を否定できない人」の人口の推移。一番右が①と②を合計した両人口の推移です。私が2…
世の中には数多くのレクリエーションスポーツがあります。20年前に比べると、新しいスポーツも登場しています。この写真の中ではノルディックウォーキングやグランドゴルフなどです。現在では多くのスポーツを多くの人が楽しみ、気晴らしや友達作り、健康づ…