WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

研究

血糖値を下げるにはどんな運動のやり方が良いのか?

こんにちは!Dr.サカモトです。 GWはいかがお過ごしでしょうか? 運動に関するブログを書くのが楽しみですね。 さて、今日は運動による血糖値の下降について。 https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/japplphysiol.00608.2016?rfr_dat=cr_pub++0…

スポーツの秋。◯◯の秋。

こんにちは。Kanaです。 9月に入ってからまだ残暑が続いてますが、少しずつ涼しくなってきたようにも感じます。 秋といえば食欲の秋。芸術の秋。読書の秋などがあり スポーツの秋もありますよね。 たしかに小学校の運動会と高校の体育祭は秋に開催していたの…

初めての本の執筆です「はじめてとりくむ身体活動支援 メタボ・フレイル時代の栄養と運動」 是非お買い求め下さい

久々のブログですが宣伝を! この度医歯薬出版株式会社から「はじめてとりくむ身体活動支援 メタボ・フレイル時代の栄養と運動」という本が出版されます。私は有酸素性運動 -ウォーキングとジョギング-の章を担当させて頂き14ページほど執筆致しました。この…

生体は特異性に応じる性質がある

「生体は特異性に応じる性質がある」 分かりやすく書くと、 ↓ 「人間の身体は今までにない運動(負荷)が加わると、それに順応しようとする性質がある」 【筋力トレーニングを継続してきたお客さんの背中】 これは運動適応というもので、一般的には「効果」…

筋肉痛について

筋肉痛になるのは嫌いな人と好きな人がいます。私は後者です。それは単に筋肉が張っているとよく寝れるってことだけです。生理学的にどうこうってわけではなく、気持ち的に寝る時の張りと痛みが気持ちが良いです(笑)。 それで、筋肉痛にまつわることでいろ…

スロージョギングの意義を徹底して考えてみた

スロージョギングの意義を2つ考えた。 まず「ゆっくりと走りましょう」との指示に、時速6km以下で走る人はほとんどいない。ヒトが移動様式を歩行から走行に切り替える速度(Preferred Transition Speed: PTS)は、体力、体格、年齢に関係なく時速5.9~7.6kmの…

スロージョギングの意義 その2 〜運動の汎用性〜

スロージョギングの意義についてですが、私が思う2つ目の意義です。 ちょっと難しい言葉ですが、汎用性という言葉を今回は使いました。汎用性とは「さまざまな用途や場面で用いることができ、有用であるさまのこと」という意味です。運動をするにしても道具…

「第31回ランニング学会大会 in 新潟」でスロージョギングの意義についてお話させていただきます

今日は宣伝になります。 下記日程で第31回ランニング学会大会が新潟にて開催されます! ********************************** 2019年3月16日(土) 13:30~15:30 会場 NSG学生総合プラザSTEP(〒950-0914 新潟市中央区紫竹山6-3-5) (JR新潟駅南口から新潟…

スロージョギングのフォアフット着地は初心者にも勧めるべきか?

フォアフットというのを聞いたことがありますか?フォアとは「前部の」という意味です。フォアフット着地とは「足の前の部分で着地する」という意味で、具体的には足の5本の指の付け根あたりのことになります。最近、マラソンの大迫選手が日本新記録を樹立し…

スロージョギングのチョコチョコ走りの意味

「スロージョギングはチョコチョコ走りで変な運動だ」という話を聞きました。 スロージョギングでは歩幅は小さくリズムよくというフレーズを使って、初心者の方にもランニングが出来るように指導しています。歩幅を小さくなるのには意味があります。今回はそ…

田中宏暁教授の最終講義 〜スロージョギング健康法〜

今日は福岡大学スポーツ科学部田中宏暁先生が退職されるということで、最終講義が行われました。会場は満席でした。先生はこれまでの研究の集大成を披露されると思っていました。全くそのとおりでした。今日はデータもそうですが、私は先生の研究の哲学はど…

バーベルを降ろす動作は筋肉を太くする要因のひとつ 〜エクセントリック収縮〜

私はトレーニングが初めてという人には、まずはフォームづくりから行います。当然のことです。写真はバーベルカール(or バイセプスカール)と言うエクササイズです。肘を固定するくらいのイメージで、バーベルを太もも付近から胸の高さまで弧を描くように上…

公言したことによる程よいプレッシャー

ブログを出来うる限り毎日書いています。私の目的はトレーニングについて正しい情報を発信することと、もちろんクライアントの募集のためでもあります。この度ブログのサブタイトルを「パーソナルトレーニングの観点から減量やトレーニングについて書いてい…

さらなる進化が求められる!学位にすがったら終わり。。

本日、学位授与式が終わりました。スポーツ健康科学博士の学位を取得しました。思えば、福岡大学は高校時代(1990年)に行きたいと思っていた大学です。そこに3年遅れて入学し、修士課程を終えたのが1998年でした。それから20年後の今は2018年。念願の博士が…

ブログ見てて思ったこと。嗅ぎ分けるセンス

先日ある運動に関する記事を見ていると非常に気になりました。 これです ↓ https://www.sup-pedia.com/peuapeu/52993 「20分のHIITは40分の有酸素運動の6倍の運動量に相当する」なんて記事なんです。この記事が気になって、読んでたんですが、書き方が上手で…

運動・スポーツをしない理由 〜スロージョギング特別講義 3〜

この報告は文部科学省が2012年と2015年に行った「運動・スポーツをしない理由」に関する調査結果です。身体活動量の低下は健康障害を引き起こす可能性が高くなるため、日常から生活の中で積極的に動くか、運動・スポーツをするのがその予防のために大事な戦…

目標と達成 〜3年間で得た力とは一点に集中すること〜

http://www.sakamako.jp/entry/2017/01/04/044641 ↑ これは今年の最初に書いたブログです。1月に目標を立てました。何事も円滑に進めていくためには計画が必要で、そのための目標が必要となります。そこで今年の1月に目標を立てて、計画通りに進めていくこ…

ヨーロッパスポーツ医学会での発見

ヨーロッパスポーツ医学会で発表してきました。そこでの発見なんですが、発表に当たってスーツを用意してました。通常日本では学会での発表者はスーツでビシッと決めます。でもヨーロッパはかなりザックバランでした。リュックサック背負って発表している人…

2016年3月26日(土)第6回日本腎臓リハビリテーション学会にて

腎臓リハビリテーション学会に参加してきました。私たちさいきじんクリニックの発表は「透析中のゴムチューブ運動の短期効果」でした。1ヶ月を通して下肢の筋トレを行なった場合にどのような変化があるかを確かめた研究です。筋肉が増えるといったポジティブ…