WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

減量を害する3つ目のハードル。ハードルは低いけど、ハードルにたどり着けない

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高すぎるハードルは心が折れちゃいますよね。これって目標が高すぎ!3ヶ月で15㎏減量したいとかね。それと間違ったハードルは飛び越えても何も得られないですね。これは間違ったダイエット情報を実行してしまった場合ですね。

実はですね、3つ目のハードルもあります。というかハードルというよりも、ハードルの手前にハードルがある。。こんなことが実はハードルだったりしますよ。

「運動しようと思ったけど、ジャージがなくて。」
「ジョギングしようと思っているだけど、靴が1足しかなくて洗ってるんだよね。また次回」
「通勤を自転車にしたいんだけど、自転車は仕舞っているからついつい出すのが億劫なんだ」

運動しようと思っていても、それにすら辿りつけないんですよ。じゃあ、どうすれば良いのかっていうと、アクセスしやすくしておくことですね。靴がなければ運動しようにもできないので、予備の靴を買っておくことです。自転車の例も同じです。仕舞って使わないのなら最初から出しておけば良い。人間って、目の前にあるものはすぐに取りつくけど、ワンテンポもツーテンポも時間がかかることには取り掛からないんですよ!

身近な例があります。パソコンならネットは開かないけど、スマホならすぐに開くでしょ?なぜかというとアクセスしやすいからです。ポケットから出す→ボタンを押す→アプリとタップする→ネットが見れる。この動作の所要時間はわずか6秒です。携帯依存症になるのはアクセスの良さなんでしょうけど、だから携帯をいじるという行為が継続してしまうわけです。

良し悪しは別として、どんなことにもアクセスにし易いことは大事です。もしあなたが減量をしたいというのなら、運動はすぐにアクセスできる状態にしたいものですね。私は家の廊下に踏台を置きっぱなしにしているので、すぐに踏台運動ができます。アクセスしやすいって良いことですよね(^-^)

「人は行動する前の刺激によってその行動が影響を受ける」ので、その刺激をコントロールする必要があります。これを刺激統制法(スティミュラス・コントロール)と言います。

ネガティブなこととしては
「目の前にチョコレートがある(刺激)」→「食べてしまう(結果)」
「コンビニを通り過ぎた(刺激)」→「お菓子をついつい買ってしまう(結果)」

だから目の前にチョコがないように片付けて置いたり、場合によっては捨てます。だからコンビニの前を通らないようにします。

ポジティブなこととしては
「スポーツシューズを玄関に置いておく(刺激)」→「ジョギングに出る(結果)」
「自転車はいつでも乗れるように出しておく(刺激)」→「通勤に使う(結果)」