坂本誠のフィジカルトレーニング

パーソナルトレーナーの目線から、減量やトレーニングについて書いています

高校の時、多大な影響を受けたソウルオリンピックとNHKの番組「スポーツ栄養学」

2017年2月4日の福山本通りのumbrella で「まちなか寄席」で講話をさせて頂きます。私の知り合いも何人か参加したいと言われています。嬉しい限りです。

 

中学時代にバスケの技術も持久的な体力も敵わないと思い知らされましたね!夏の最後の試合が終わり、中学の部活生活が終わりましたね。この時、兄貴が高校陸上競技の県大会で3位になり中国大会まで出場しました。種目は走り幅跳び(6.81m)。正直、羨ましかったですよ。元々中学では陸上競技するつもりだったので、高校では陸上部に入ろうとこの時決意していました。絶対に大成してやると!狙った高校は大門高校でしたが、私の福山地区は当時総合選抜制で、クジで高校が決まるという最悪な制度。陸上競技の名門大門高校が第一志望でしたが、第三志望の葦陽高校に回されました。決まった時には愕然としましたね。かなりトーンダウンでした。実際に入部してみると分かりましたが、全然ダメでしたね。走り幅跳びをしたかったのですが脚が遅いため投擲に変更しました。すると初めてで槍が35mあたりまで投げれたので、期待されましたね。これからというもの一流選手のビデオを頻繁に見て分析してました。絶対にインターハイに行きたいとメラメラと燃えていましたよ。

そんな時に出てきたとんでもない日本人槍投げ選手が溝口和洋選手でした。ベンチプレスも210kg、スクワットは230kg。ムキムキの投擲選手です。今でも87m60の日本記録保持者です。トレーニング量がものすごく多く普通では真似出来ないと言われていて、今考えると科学的とは言えなかったですね。でも当時私はかなり彼にはインスパイアされました。そして彼はソウルオリンピックに出場したのですが、予選落ちしました。何かが足りなかったんでしょう。投げる時の上半身と下肢の動きがタイミング良くなく、歯車が合ってませんでした。彼曰く「調整を決勝に当てていた」と。その時、それほど練習のタイミングや食事などが影響するんだと強く感じました。同時にご存知の方も多いと思いますが、この大会ではベン・ジョンソンがドーピングをして、金メダルを剥奪された大会でもありました。みんなは「薬が怖い」「やっぱり筋肉ではダメで、しなやかな身体が大事なんだよ」とか言ってましたが、私は逆のことを考えました。筋力をアップさせればパフォーマンスが上がることを、トップ選手は知っていたから薬を使ってまで筋肉をつけたと。パワー系競技では、筋肉をつけることがさらに重要だと説明してくれたのです。彼はやり方がまずかっただけで。

またこの大会の後NHKの番組で「スポーツ栄養学」が紹介されました。ゲストに重量挙げ元オリンピック選手の三宅さん(三宅宏美選手のおじさん?)、松野明美選手、筑波大学の鈴木正成先生でした。日本とアメリカのスポーツ栄養学の違いをまざまざと感じましたよ。ネブラスカ大学では選手一人一人に栄養士が食事の指導をし、充実したトレーニング施設でのトレーナーによる高重量での指導、練習の途中に水分の補給の重要性を説いていました。それに比べて日本の某大学のサッカー部の紹介では、自分の寮でダンベルで軽く筋トレしていたり、「食事は?」というインタビューで「自分で魚焼いて食べたり、焼きそば食べたり。。」なんて回答でした。パフォーマンス向上のためにはスポーツ科学は必須だと心底感じましたよ!!!

それにすでに中学時代「チャック・ウィルソンのトレーニングバイブル」で科学的トレーニングが紹介され日本での非常識を指摘していたので、心はど根性よりも科学に向いていました。

そんなこんなも重なり高校時代には大学は福岡大学の体育学部に進むと決意しました。