坂本誠のフィジカルトレーニング

パーソナルトレーナーの目線から、減量やトレーニングについて書いています

考察「坂本先生もあと20年経つと走れなくなりますね?」「はい、きっとジョギングは無理して走るレベルになっていると思います」

先日のある教室でのこと。「坂本先生もあと20年経つと走れなくなりますね?」ということを言われました。つまり65歳になった時には私は走れないという考えです。今日はそれについて考察します。

まず走るということを定義します。普通は時速6.4km以上から人は走り出すのでらそれ以上の走りをジョギングとし、それ未満をスロージョギングとします。その方の言う「走り」はきっと6.4km以上のことと思います。ただ私は6.4km未満のスロージョギングも「走り」と考えていますので、両方の観点から考察します。

 

●私が65歳になっても「スロージョギング」はできるのか?

結論から言うとスロージョギングはできると思います。なぜなら時速6.4km〜2kmの範囲で走ることをスロージョギングと言うのであれば、下限の時速2kmはいくらなんでも走れると思います。時速2kmのジョギングはウォーキングで言うと時速4kmに相当します。つまりこのものすごく遅いウォーキングですら困難になっているのであれば、時速2kmのスロージョギングはできません。ですので流石に65歳になった時スロージョギングが出来ないことはないと思います。

 

●私が65歳になっても「ジョギング」できるか?

つまり時速6.4km以上の走りができるかどうかという予測です。今現在私は時速6〜6.5kmでジョギングしています。ジョギングとスロージョギングの狭間ですね。とても楽にニコニコ笑顔で走れます。先日私の推定最大酸素摂取量をランニングで測定しました。すると39ml/kg/minでした。これは11.1Metsに相当する体力で、ランニングにすると時速11kmが5〜10分で疲労困憊してしまうレベルです。その半分の5.5Mets程度がニコニコ笑顔で走れるジョギングになります。だいたい時速5kmくらいがちょうど良いスピードになるので、私は現在若干無理して走っていることになります(時速6〜6.5kmで走っているので)。最大酸素摂取量は生物学的年齢に伴って10年で1ml/kg/min落ちるので、20年経つと私のそれは37ml/kg/minになる計算になります。つまり10.6Mets程度で、その半分の5.3Metsがニコニコ笑顔で走れるジョギングになります。つまり時速4kmで走ればちょうど良い体力レベルと言うことになります。時速6.4km以上がジョギングになるので、私が65歳時にそのスピードで走るのはきつめのジョギングになり、出来ないことはないけど、無理してることになります。

 

●結論

私は20年経つと時速6.4kmのジョギングは出来るけど無理して走ってる状態であり、スロージョギングが相応しい高齢者になっている。

 

●感想

このお客さんはなぜ私がジョギングが出来ないと分かったのだろうか?長年の経験値か?女の勘か?すごいと思う。