坂本誠のフィジカルトレーニング

パーソナルトレーナーの目線から、減量やトレーニングについて書いています

考察「坂本さん、筋トレばっかりやってるから身体硬いでしょ?」「はい、このレベルです」

f:id:physicalist:20170220225141j:image

最近お客さんからのコメントがいろいろ気になります。これもブログを書いているからなんでしょうね。つねにアンテナを張っているので、ちょっとしたことがブログのネタになると思ってしまうんです。今日は先日投稿したスクワットの動画で「筋トレしてると身体硬くなりませんか?」という質問でした。動画はこれです。


スクワット

これについて考察します。

 

●坂本の開脚のレベルの判定

上の写真が私の開脚(スプレッドイーグルと言います)です。頭は着きますが胸は着かないレベルです。一般的には頭が着く人は少ないのでまあまあ柔らかいのではないかと思いますが、新体操の選手やヨガを専門に行っている人に比べると硬いです。

 

●坂本は筋トレのせいで、このように身体が硬いのか?

ただ最近までは辞めていて、最近筋トレを再開したので影響は正確にはわかりません。ただ10年前は筋トレ命のようにトレーニングを行っていたのですが、その時も上の写真の開脚は頭が着くレベルでした。つまり柔らかさは変わっていません。ですので筋トレの影響はないと言えるかもしれません。なぜなら今は辞めているのですから、筋トレが身体を硬くするというなら、今はもっと柔らかくなってもおかしくないからです。しかしそれも何とも言えないんです。実はほかの要素が入っています。私は筋トレの後(今はジョギングの後)、必ずストレッチを行っています。その目的は身体を柔らかくしたいという目的ではなく、次の日の筋肉の張りを少しでも抑えたいためです。ですので、ストレッチのお陰で今の身体の柔らかさがあると言っても良いかもしれないですね。

 

●やっぱり筋トレは身体を硬くするのか?

それはある程度あるかと思いますが、むしろ柔軟性トレーニングを行っていないから硬くなると言った方が良いのかもしれません。筋トレは身体を硬くする悪者なのでしょうか?

 

●筋トレは悪人で、ストレッチは善人?

筋トレは身体を硬くするので悪くて、ストレッチは身体を柔らかくするので良い。そう思いがちですが、ストレッチにより柔らかくし過ぎることも筋力を低下させます。走り高跳びの選手は足首が硬く、柔軟性を上げ過ぎてはパフォーマンスが落ちます。脹脛(ふくらはぎ)の伸張反射が弱くなるからかもしれないですね(一瞬筋肉が引き延ばされると瞬時に収縮しようとする反射)。伸ばし過ぎると筋紡錘(筋肉の長さを感知するセンサー)の閾値が上がるので、反射能力が弱くなるのではないかと推察しています。こう考えるとストレッチのやりすぎは筋力を落とすかもしれないので、どの体力要素ももろ刃の剣と言えるかもしれないですね。

 

●結論

筋力アップは筋トレの効果。柔軟性は柔軟性トレーニングの効果。それぞれの特性がある。筋トレを行っていても、ストレッチを行っていれば身体の柔らかさは向上する。私がそうであるように。