坂本誠のフィジカルトレーニング

パーソナルトレーナーの目線から、減量やトレーニングについて書いています

やらないすぎはダメ!やりすぎてもダメ!真ん中がある ~スロージョギングはその真ん中辺から~

必要性がなければ筋肉は太くならない

先日の質問です。「歩いていなかったら脚の筋肉は落ちますか?」といったものです。これは確かにそうだと思います。歩いてなかったら脚は細くなりますよ。運動してない状態が長く続くと脚が太くなる必要性がないですからね。身体って面白いものでね。何かの必要性があれば、それに応じてくれるんです。毎日通学で自転車で坂を上るとします。そうするとそれが楽に熟せるように、筋肉は「よし!脚でペダルを押す力が必要だな!次回から楽に熟せるようにふとももの力を上げてやる!」とね。毎日歩いて重いカバンをもって通学するとします。そうすると筋肉は「よし!握る力が必要だな!次回は楽に熟せるように握力を上げてやる!」と。これはSAID(Specific Adaptation for the Imposed Demand)と言って、「課された要求に対して特異的に適応する」という動物本来の特性なんです。環境変化に応じてきたのですから。今回の例では、つまり要求は「坂道を上る」、適応は「脚力アップ」といった感じです。

 

やらないとダメ!やりすぎてもダメ!真ん中がある

これを運動に応用したのがトレーニングなんですよ。意図的に要求を作り出し、適応を促すって感じですね。だけど、ここでもう一つ!それなら要求を作れば良いから「スクワット1000回ね!」とか、「腹筋200回ね!」というのはアウトです。出来る人はおそらく元々それだけの筋持久力のある人です。普通なら毎日続ければオーバートレーニング症候群ですね。やってはいかんです。そこで知っておかないといけないのがルーの法則です。これです!

 

身体(筋肉)の機能は適度に使うと発達し、使わなければ萎縮(退化)し、過度に使えば障害を起こすというものである

 

タイトルの質問の「歩いてなかったら脚の筋肉は落ちますか?」という質問は「使わなければ委縮(退化)し。。」というところに当てはまるんです。身体って面白いものです。脳だって使わなければ委縮して認知症になりやすくなるし、心臓も使わなければ心臓病になりやすくなる。上手くできてますよ!

 

ニコニコ笑顔が保てる程度の運動で「適度に使うと発達し。。」に当てはまる!

それはですね。私が今研究している乳酸閾値(乳酸が急増してくる手前の負荷)なんです。簡単にいうとニコニコ笑顔が保てる範囲で、それよりも強くて息が弾んでくる手前の負荷からなんです。ピンとこない場合が結構多いんですよ。分かりづらい。説明が難しいですが、最大が100%で、その半分の50%くらいです。このくらいの楽な負荷でジョギングしても十分に健康を確保できるだけの持久力は見に付きます。つまり一生懸命に行わなくても、心理的に楽に感じる負荷で、でもあまり楽過ぎない、これなら1時間は楽々走れるだろうって負荷で十分なんですよ!

 

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