WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

まずは「健康を確保すること」です!

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【スロージョギング指導】

 

「健康づくり」について考えさせられることがありました。パーソナルトレーニングを受けてきているにも関わらず、「減量は諦めた方が良いのだろうか?」「しばらく立ちっぱなしでいるだけで疲れる」といった言葉が出てきたことです。率直にいうと単にパーソナルトレーニングを受けただけでは減量できないし、普段の生活で疲労感がなくなることはないでしょう。まず重要なのは何かというと「健康を確保すること」です。つまり最低でも動くということと食事を適正化させることです。

 

(1)最低でも歩数を増やす

まず健康を確保するというために、日常から身体活動量を確保することです。どういうことかというと、一番わかりやすく言うと「歩数を稼ぐ」ということです。本当はウォーキングをしただけでは健康障害の改善には繋がりません。それなら歩かなくても良いではないかと言われそうですが、歩数を増やし同時に強度を上げるということが大事です。そこに速歩きを加えたり、荷物運びのような中労働を入れるということです。ある程度強度が高くならないと、健康は確保できません。まずはその礎である「最低でも歩数を」ということです。

 

(2)ある一定基準レベルの歩数に持っていく

その歩数というのが私の意見ですが、昔の基準の男性9200歩/日、女性8300歩/日です。ところが現在の日本人の歩数は男性が7500歩、女性が6500歩です。両者ともに基準よりは程遠いです。

 

(3)強度を上げる

厚生労働省では3メッツ以上(歩行速度が時速4km以上)の運動を週4エクササイズ行うように提案しています。しかし、私は3メッツでは低すぎると思っています。5メッツは負荷をかけてほしいと思います。5メッツは時速4kmのジョギングに相当します。ですので普通の歩行速度をイメージしながら走ると自動的に負荷がかかります。歩くだけでは健康は確保できない。それはすでに分かっていることです。ですので、是非細切れでいいのでスロージョギングすることです。

 

(4)こういったシンプルなことを熟した上でのパーソナルトレーニング

普段の活動量が消費を上げて減量成功に導くし、持久力がついてくることで、立ち仕事で疲れることもなくなるでしょう。もし体脂肪を落とし変化を感じたいというのなら、日常から意識して動くことです。でないとパーソナルトレーニングで筋肉は付くけど、体脂肪が落ちにくいのでおもしろくないでしょう。パーソナルトレーニングを受けている人はまずはこの基盤の健康を確保しましょう。つまり何度も言いますが、最低でも歩数の確保です。