WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

ちょっとした変化でも、それを見て確認すると楽しい

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【雑な板書ですが運動していた時の記録です】

 

運動をしていると気持ちいいという人がいます。その一方で、運動がきついというのが真っ先に来る人もいます。感じ方は人それぞれなので、それはそれで大いに結構だと思う。今日は一つの発見がありました。運動が億劫な人です。それほど嫌っているわけではないけど、どちらかと言うと控えめな人です。今日が初のパーソナルトレーニングの日でしたが、どうしたものか。ちょっと悩みました。

 

(1)身体の反応を知る

運動するにあたって、大事なことの一つに体の反応を知ってもらうことがあります。体調が悪い時に体温測ったら熱があったり、数値が上がっている時と身体の感覚は一致することがありますね。今日伝えたかったことは楽にできる運動をイメージしながら、自分で決めた負荷で本当に心拍数が上がっているかどうかを確認するといったことをやりました。自転車エルゴメータで心拍数を測りながら運動しました。本当にゆっくり漕いだ場合には心拍数が104拍/分程度。でも楽だと感じる程度で自分で決めて自転車を漕いだ場合は110拍/分を超えました。ちょっと気持ちを入れるだけでも心拍数が変わり、少しきつさのレベルが上がって行くんですね。負荷ときつさが一致する瞬間です。同時にこんな程度でも、心拍数が安静時から上がって程よい強度の運動になっていると実感できたようです。これが大事!やはり運動って「きつくなくても良いんだ」と感じてもらえた。

 

(2)人の感覚は優れている

自転車運動をするとどのくらいの負荷で回したら、どのくらいの踏台昇降をすれば良いか分かります。置き換え可能な訳です。自転車を何ワットで漕げば何メッツで、踏台を何センチで1分間に何回上がり下りすれば何メッツかというのが分かっています。ですので、例えば自転車で3メッツで最適な負荷がかかる人には、踏台でも3メッツの昇降速度と高さを採用すれば良いです。でも今日はそれなしで自分の感覚を頼りに踏み台昇降を上がり下りしました。すると面白いのは「楽である」と感じる程度で自転車を漕いだ場合と踏台を行なった場合では心拍数はほぼ同じでした。しかも最適心拍数を超えているので、体力を上げるために十分な負荷がかかっているというのが分かります。自分の感覚を頼りに運動するのは意外と良い方法です。

 

こう言った身体の変化と感覚に気づいてもらうのも大事なことですね。単純なようですが、すぐに運動を始めるよりも動機づけになります。