WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

「筋トレやって辛いだけなのに、それが何の役に立つの?」

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時々、筋トレを一生懸命やっている人に「筋トレやってきついだけなのに何の役に立つの?」と言う方がいます。なるほど、辛いだけで日常や仕事で何かに役に立たないと意味ないと感じるのかもしれませんね。ですが、私はこんな風に考えています。

 

(1)スポーツは日常に役立つ

筋トレ、ジョギング、野球、サッカー、その他、頭の中で想像のつくスポーツや運動で日常の生活に役に立つものはたくさんあると思います。ジョギングを趣味にしている人は日常から疲れにくいし、仕事でのスタミナもあります。サッカーも然りですね。爆発的に走ることも多いので筋力やパワーもあるはずです。階段を登る時や出張などで歩く時には楽に感じるでしょう。筋トレはもちろん筋力を養っているのですから、荷物を運ぶ時など確実に軽く感じます。筋トレを私はよくやっているので言えることがありますが、自己肯定感が高くなります。100kgのベンチプレスができたり、スクワットでも140kgができたりすれば自信になります。あと決定的なのが、腰が痛いとか肩が痛いという人は少ないです。ちょっとした負荷が掛かったからといって痛めてしまうような脆弱な筋肉ではないということです。対して、よく分からないけど腰をいためたとか、膝が痛いという人は日常のちょっとした負荷で筋肉や関節が損傷してしまうくらい弱くなっていると考えてもらっても良いです。したがって、スポーツは日常の生活の活動の底上げをするし、同時に怪我の予防にもなり得ます。

 

(2)役に立たないと思う理由を

私が知りたいのは、役に立たないと思っている人は、今までにどれだけの運動をどれくらいの期間行ってきたのかを知りたいです。なぜなら役に立たないと言うのであれば、それなりの理由があるはずだからです。それだけ一生懸命やってきたのに、役に立たなかったというのであれば納得できます。でもその辺どうなのでしょうか?役に立たないという人から、今まで理由を聞かせてもらったことが一度もありません。

「勉強なんて意味がない?」「どれくらいやったのですか?」

「資格なんて意味がない?」「どんな資格をお持ちですか?」

そのセリフを言うにはそれ相応の経験があるのだと思います。ぜひ教えてほしいです。勉強させて下さい。

 

(3)筋力トレーニングで体力の向上だけを狙っているわけではない

筋トレすれば筋力が向上します。それだけがメリットかと言うと違います。以下列挙します。

・筋力がつくため自信が生まれる

・高揚感が高まり、抑うつ効果がある

・生活習慣病の予防になる

・筋肉だけではなく、関節、靭帯、腱などの組織も強くなり怪我の予防になる

・認知症の予防になる

・骨粗鬆症の予防にもなる

挙げればキリがありませんが。

 

(4)筋トレが好きな人は「楽しい」というメリットが、「きつい」というデメリットを上回っている

意思決定バランスと言います。誰しも何か行動を起こす時にメリットとデメリットを考えます。「筋トレなんてきついし汗かいて面倒だよ」と言う人は「筋トレやると上のような効果がある」というメリットを上回ることはありません。デメリットの方が上なので筋トレという行為に及びませんね。でもやり始めたという人は多くのメリットを感じています。だから辞められないんです。ある意味中毒になっている人もいます。こうなってくるとデメリットなどありません。意思決定バランスのメリット(恩恵)を大きくすることですね。そのためには一度「なぜか?」って深掘りすることが大事ですね。私も他分野のことをする場合はメリットは何かを考えています。役立つこと意外と多いです。

 

 

【編集後記】

今日はマックを購入しました。バーガーではなくAppleのパソコンのことです。2004年までマック派だったのですが、再びWindowsからマックに変わります。とても楽しみです。しかも、注文したのが今日で明日には届くそうです。Appleのサービスには本当に驚きますね。私もその精神を商売に活かします!