坂本誠のフィジカルトレーニング

筋トレとジョグのことをスポーツ科学と現場の視点から書いています

第1回 世界スロージョギングデイ 〜田中宏暁先生を偲ぶ〜

第1回世界スロージョギングデイin福山でした。今日の趣旨はタイトルの通り、先月4月23日に逝去された師匠 田中宏暁先生の追悼スロージョギングです。募集期間が短かったのですが、15人も集まってくださいました。感謝です!ありがとうございました。

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(1)運動療法からスロージョギングまで

2年前のことです。ヨーロッパスポーツ医学会で田中先生と飲んでいた時に「先生、スロージョギングを広めれば良いですか?それともニコニコペースを広めていった方が良いですか?」すると、「ナンセンス!(前にも同じことを言われましたが)スロージョギングとニコニコペースは一体。スロージョギングだよ」と。ということは運動療法から始まったニコニコペースの経緯から話した方が良いと思いました。1986年ニコニコペースの運動で高血圧の改善の話から、世間一般にニコニコペースを普及させるための踏台昇降運動、そしてもっと普及させるためのスロージョギングへの発展をお話ししました。近年ではスロージョギングでの血糖値の正常化、脚筋力の向上、脂質代謝の改善などが報告されたことなど、数多くの研究結果が出ていることをお話ししました。す〜ごく良いんですよ。とにかくスロージョギングは。

 

(2)島大樹さんのミニレクチャー

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我々福山チームのスロージョギング上級指導者島大樹さんです。島さんはマッサージ師でありパーソナルトレーナーでもあります。そしてランナーとしてもフルマラソンがサブ4の快速ランナーです。指の付け根から着地するスロージョギングはジャンプする動作で着地の感覚を体験してもらうことが多いです。島さん流はバック歩行でその感覚を味わうというものでした。とっても分かりやすかったです。

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(3)みんなでスロージョギング!

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この日はホントに暑かったです。どんなものにしようかちょっと迷ったのですが、1分ジョグと3分ジョグのきつさの違いを味わってもらいたかったので、3分を3セット走りました。その後1分を繰り返し、合計18分走りました。

途中暑かったので橋の下(法音寺橋)の下に行き、1分を連続しました。やっぱり日陰は楽ですよ😊。それから草刈りをしたような感じで、その草を踏むのがちょうどスロージョギングには適していました。麦踏みみたいな感じだと、先生が言われていたのでちょうど良かったですね。私は麦踏みはやったことないですが(笑)。

1分と3分では心臓にかかる負担が違います。そもそもオーバースピードになりやすいジョギングでは1分の方が心臓にとっても安全なので、特に体力に自信のない方には1分でストップすることをお勧めしました。1分で休息するという先生の発想はすごいです。

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(4)井上マサさんの整理体操

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最後は井上マサさんです。私たち福山チームのもう一人の上級指導者です。私の大先輩でもあります。マサさんはヨガのインストラクターでもあります。全員で輪になって手を繋ぎ、心地よさを感じながらクールダウンするのはマサさんらしくて良かったです。

 

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(5)スロージョギングが普及して行った時

私は以前先生に質問しました。「先生、スロージョギングは遅過ぎて外を走るには恥ずかしいという人がいるんですが。」すると先生は否定せずに、「このスロージョギングが恥ずかしくなく外で走れるようになった時、世界は救われる」と言われました。しっかりと世間に周知され、超ゆっくりで走っている人がいたら「あっ!スロージョギングやってるだね」ってくらいになれば、世界中健康長寿ってことなんですね!

みなさん、今日はご参加いただきありがとうございました(^人^)。

 

第1回世界スロージョギングデイと私はタイトルに掲載しました。きっと第2回目もありますよね!いや、必ずあると思います。来年お会いしましょう!

 

 

【編集後記】

最初の挨拶でスロージョギングの経緯を話している時にウルウルきてしまった。田中先生!!

 

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