坂本誠のフィジカルトレーニング

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バスケ選手へのプライオメトリックス(爆発的パワートレーニング)

プライオ メトリックスというトレーニングがあります。トレーニングというと多くの人が筋力トレーニングを思い浮かべませんか?◯◯トレーニングという風に◯◯の部分に体力の名前が入りますので、例えば持久力を伸ばすトレーニングなら持久性トレーニングになります。柔軟性を向上させるトレーニングなら柔軟性トレーニングとなります。ちなみにトレーニングとは鍛錬のことで、体力を伸ばす行為を言います。そこでパワートレーニングとなると、パワーを伸ばすためのトレーニングという意味になります。パワーとは筋力×スピードの積のことです。強い筋力を一瞬でスピーディに出すことを意味します。このパワートレーニングを別名プライオメトリックスと言います。こちらの方がスポーツの世界ではよく通っています。

 

(1)バスケの選手に

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【パワードロップ】

今日はバスケの選手のプライオメトリックスの指導でした。前回は主に下半身の種目でした。スクワットジャンプやアンクルホップという種目がそれに当たります。今日は上半身も加えて行いました。バスケの上半身の動きはチェストパスやシュート、ドリブルに当たります。シュートに通ずるプライオ メトリックスは当ジムでは狭くて無理なので、チェストパスに相当する種目を行いました。写真のパワードロップや45度シットアップを行いました。パワードロップはボールを落として、受け取った際に爆発的に切り返してボールを投げ返します。ボールの重さは3kgです。ある程度重い物をいかにスピーディに切り返せるかがポイントです。

 

(2)指導中の会話も重要

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【トレーニング中のトーク】

1度プライオメトリックスを行うのに1セットにつき8ステップ前後行います。つまり8回ジャンプしたという意味です。たくさんやると後半にスピードが落ちて爆発的でなくなるので、スピードという負荷を体験できなくなったら実施は終わりというのが原則です。またセット間の休息も長めに取ります。1〜2分くらいです。その間に選手と話をし、修正や現在のトレーニング状況やプライオ メトリックスの利点などを話しているところです。

 

(3)バスケの1on1の動画を見て

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力強いパワーでサイドに飛んだり、ディフェンスを抜いたりする姿を見ると爆発力が付いたと感心します。プライオメトリックスも筋トレと同様フォームがとても重要です。今はまだ一回一回意識して跳ぶという動作が出来ていないので、もう少し集中することが大事です。こういった一つ一つの丁寧な動作がバスケの動作でも自然と転移してきます。伝えるべきものはまだありますが、体力が上がってくるとトレーナー冥利に尽きます。

 

当ジムWakeにはスポーツ選手はバスケの選手と野球の選手の2名です。貴重な2名ですが、今後選手のストレングス&コンディショニングにも力を入れていきたいです。