坂本誠のフィジカルトレーニング

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私がパーソナルトレーニング指導時に発している言葉

私はパーソナルトレーニング時によく使う言葉があります。人から言ってもらって気づいたのですが、私の口癖みたいなものです。今日はそれをご紹介します。

 

(1)「一回一回魂込めて!」

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これはよく使います。3セット4セットと疲労が溜まって来た時、辛い顔や鬼の形相になる時があります。そんな時にまだまだ喝を入れないといけないので、使っています。「もう上がらない。。うぉ〜〜」って時に「魂込めて!」って絶妙なタイミングで使います。

【生理学的な意義】

魂を込めるってのは限界まで来たときに、さらに気合いが入ります。もう辞めようと思う前に、この一声があると眠っていた筋肉(動員させていなかった筋線維)が起きてきます。動員された筋線維は何か変化が起こるはずですから、この一声は大事ですね。

 

(2)「ズルしない!」

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動きが丁寧ではない時や、フォームが崩れた時、あるいは挙上のスピードが上がった時に筋肉に刺激が伝わっていないと私が感じた時に使っています。「きつい〜〜!!あ〜〜」ってバーベルがボヨンと反動であがったら、「ズルしない!ズルしない!」と言っています。

【生理学的な意義】

ブレて持ち上げたり、反動を使うことで、関節の位置が変わり動員している筋線維も少しずれてくる可能性があります。もちろんたくさんの筋線維を使うことに意義はありますが、むしろ同じ軌道で動かしている時に動員される筋線維の適応を起こすならブラさない方が良いはずです。ズルしないことは大事ですね。

 

(3)「まだまだ〜!腹筋がファイヤー(焼け付く)するまで行こう!!」

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腹筋でなくても良いのですが、特に単関節のトレーニングで、例えばバイセプスカールやレッグエクステンションなどでは追い込んでいくと確実に筋肉が焼け付いて来ます。そんな時にさらに筋肉に焼け尽き感を与えるため、使っています。

筋肉に焼け付く感覚があるまで反復するということは、限界に達する時には乳酸がものすごく上がっている可能性があります。筋内環境が過酷になれば、それだけ筋肥大が促されます。ファイヤーさせることは大事ですね。

 

(4)「ワンモア!!」

限界に達したけどもう一回挙げられそうな時に言っています。本人は自分では限界だと思っていても、意外とトレーナーに「ワンモア!」と言われると上がるものです。人は本来心理的な限界は生理的な限界よりも低いものです。常に心理が体に負担をかけ過ぎないように抑制を働かせていますから。でも筋肥大を促そうと思ったら限界まで行った方が良いです。そのためにも「ワンモア!」は必要なんです。

 

(5)「自分に厳しく!」

この言葉もよく言っています。自分に厳しくするのは嫌なものですが、敢えて言っています。トレーニングは疲労してくるとどうしても逃げたくなります。ですがそんな時に「自分に厳しく!」というと喝が入ります。「あっ!おれ逃げようとしていたんだ!」って、ふと我に帰ることがあります。

 

(6)「軽い軽い!」

今までに扱ったことのない重量を扱う場合にこの言葉を言っています。暗示をかける意味でもあります。重いと思っているから挙げられないわけで、軽いと思えば上がることもあります。セルフトークというのがあります。「自分はできる。自分はできる」と暗示をかけますが、人に言ってもらうともっと出来るような気がして来ます。

 

さて、どうでしょうか?パーソナルトレーニングって厳しいなあと思う方は、心配しないでください。誰でも彼でも上記の言葉を言っている訳ではありません。そして女性にもほとんど使ったことがありません。男性限定の用語かな。できれば楽しくやりたいものですが、こんな言葉を使ってかなり追い込むことも実は行っています。