坂本誠のフィジカルトレーニング

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我流よりも守破離

昔ロッキーを見ていて、トレーニングって格好いいなあと思った。私がトレーニングに興味を持ったキッカケとしてシルベスター・スタローンの影響は大きいです。もちろんシュワちゃんも。刺激を受けることは大いに良いことだけど、スポ根的な発想になって、ロッキーのトレーニングが正しいって見方にもなり兼ねないなと。。高校時代の自分がそうで、例えば片手腕立て伏せ、ロッキーの雪山のトレーニングなどなど。悪くはないが、辛いだけでスポーツの特異性を考えていなかったら競技には活きてこないです。運動をしたことがない人がこのようなトレーニングしたら、多分取り敢えずは何らかの効果は出ると思います。今まで運動してこなかった人が負荷を掛けるわけですからね〜。なんらかの反応はあるでしょう。そして何かしらの効果が出てくると、どう考え始めるかというと「このトレーニングは良い」と判断してしまうんです。そしてエスカレートしてドンドン時間を伸ばし、強度を上げていく。さらには我流をもっと発展させて、怪我をするようなやり方に変貌するんです。

 

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(1)我流よりも守破離

トレーニングの研究は今まで私たちが疑問に思ったことなど大抵は実証済みです。フルスクワットとハーフスクワットの特徴、ベンチプレスの手幅、デプスジャンプの効果、年齢によるトレーニング効果などなど。自分の感覚を頼りにしたり、自分で試したりする前に調べれば終わりってことも多いです。にも関わらず自分だけを被験者にして効果を見て、良し悪しを決めるのは「あなたの体験だけだろう?」ってツッコミをくれって言っているようなものです。今は昔と違って情報がたくさんあります。問題ある情報も多いですが、洗練された情報も少なからずあります。まずは正しい情報を得てそれを守ることから始めたら良いと思います。そして、守ってきてそれ以上のレベルが必要だと思った時が破る時だと思います。そして離れて新たなものを想像する。これが守破離の創造哲学です。

私も博士を取るまでは師匠のやり方を守りました。考え方、文章の書き方、論理的な展開などです。その方がお師匠のレベルまで早く近づけます。追い越せないと思いますが、近づけます。最速最短で能力を得ようと思うのならば、まずは師匠のやっていることを守ることです。それ無くして、我流に走るのはホントに遠回りです。

 

(2)つまりトレーニングなら

トレーニングのことになると何を守るのか?それは簡単です。NSCA(米国ストレングス&コンディショニング協会:競技者から高齢者まで体づくりを専門とする米国の協会)のテキストです。私は分からなくなったらまずそこに立ち返ることにしています。守ることって大事ですよ。私はいつも基本です!