坂本誠のフィジカルトレーニング

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「最新」を導入したからといって、改善するわけではない

スクワットがブームです。

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先日こんなことが。

 

Aさん「最近私ダイエットのためにスクワットの本を買いました」

私「そうなんですね。どうしたんですか?」

Aさん「最近スクワット本や筋トレブームでしょう?」

私「そうですね!でも、この前は体幹トレーニングとかやってませんでしたか?」

Aさん「はい。やってました。でも効果がでなくって。」

私「そうなんですか!」

Aさん「最新って興味あるじゃないですか」

私「それでスクワットはやってるんですか?」

Aさん「まだやってないです」

私「ダイエットならスロージョギングも良いですよ」

Aさん「あれもやってみました。」

私「効果ありましたか?」

Aさん「2〜3回やって終わりました。」

私「。。。」

 

さて、別の話です。

 

業務を効率化させたいという会社がGoogleのシステムを導入。でも未だに連絡方法は口頭、紙媒体でコピーの連続。「やっぱりこれが簡単!」とばかりにいつも通りのやり方をそのまま続行。業務が煩雑になっているから効率化のためにIT導入したはずなのに、社員はさらに疲弊。すぐやれば良さが分かるのに、導入した意味はなんだったの?とばかりの状態。結局、Googleのシステムにはノータッチ。

 

身体を変えたいから、最新本の「体幹トレーニング」を購入したそうです。だけど、内容が意外と簡単ではない。一向に本を読むこともなく、結局イラストの解説を読むことなく、マネだけして「オイッチニ〜サンシ〜」。段々と面倒くさくなって、結局その本はほぼノータッチでメルカリへ。

 

あそこのパーソナルトレーニングジムは最新のメソッドで美脚にしてくれるらしい。「教えてもらおう!!」とばかりにパーソナルジムに入会。だけど、日々そのメソッドをやらないといけないのにサボってばかり。「こんなに大変なんだ〜!」と疲れて果てて、早々にテンションダウン。そして、道半ばにして退会。。美脚メソッドもワンタッチのみ。

 

やる人は「やってみようとモチベーションの高い時」に、導入だけでなくタッチしてみることをする。システムをしっかりと触る。本をジックリと読む。ジムでガッツリとトレーニングして学ぶ。その瞬間で一点集中します。そして、新たなシステムが機能し、効率的に仕事(もしくはトレーニング)が進むようになります。

身体に入り込んでしまった技術や能力は取り除くことはできないです。最初の導入から、タッチすること。大事ですね。

 

教訓

最新を導入しても、あなたの頭が変わらないと何も変わらない。

一点集中で一気に身につける(実は大した作業ではないことが多い)。

 

こういった事例っていうのは論外なのですが、最新にすぐに飛びつく人が多いです。トレーニングに関しての話なんですがね。最新って言葉が出てきたら疑ってください。なぜかって言うと最新って毎年出てるんです。ということは、それまで最新だった方法は効果が無かったから廃れたってことですよね。効果があればずっと残っていくはずです。そういう意味でまたまた出てきた「最新」には疑問ばかりが残るんですよ。はっきり言うと流行にしているだけですね。。。人間の身体は流行など求めてはないです。

ただ、真面目な大学の先生方が書かれた専門書は別です(それでも私は批判しながら読みますが)。でも、真面目な先生方が書かれた一般書で店頭に置いてあるもの注意が必要と思います。もしかすると出版社が売れるようにタイトルをセンセーショナルに変えている可能性が大だからです。「劇的に」とか「一瞬で」とか「最速で」とかね。ご用心を!