WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

ジョギング健康法 〜手っ取り早いのが魅力の一つ〜

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世の中には数多くのスポーツがあって、20年前に比べると新しいスポーツもかなり登場してきてます。この写真の中では、ノルディックウォーキングやグランドゴルフなど昔は見る事がなかったスポーツです。私の記憶ではなかったです。現在では多くのスポーツを多くの人が楽しみ、気晴らしや友達作り、健康づくりなどのために実施しています。スポーツが多様になればなるほど、選択の幅を広がって、スポーツ人口が増えてくると考えています。

 

(1)健康スポーツとして

中でも生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)の予防には無酸素性運動よりも、有酸素性運動の方が効果が高く、推奨されています。この写真の中では、ランニング、ステップエクササイズ、室内用バイク、ノルディックウォーキング、テニス、サイクリング、水泳、ウォーキング、エアロビックダンスなどがそれに当たります。持続的に動くことで糖質の利用が増加し血糖を下げる効果や、血管に程よく負荷が掛かり伸縮性が増し、同時に血圧を下げる降圧物質が増加することによるものです。有酸素性運動は無酸素性運動に比べ心理的にも楽に感じるため、運動が不慣れな方や体力の低い方にはやりやすい運動でしょう。これからも更に既存のルールに囚われない新しいスポーツが出てくることでしょう。

 

(2)ランニングにもこれまでのルールを変えた運動法がある

既存のルールを変えると言えば、ランニングにもルールを変えた新しいエクササイズがあります。それがスロージョギング です。普通、走ろうとすると時速6km以上になります。これはルールとして決めたと言うよりも、走れば自然と時速6km以上になります。時速6km以下で走るジョギングのことを田中宏暁教授(福岡大学名誉教授)はスロージョギング®︎と定義し、新たな健康法として注目されています。これまで時速6km以下のジョギングはデータがほとんどなく、健康づくりに活かすにはどうすれば良いのかエビデンスがありませんでした。しかし、近年新たな健康効果が研究により数多く示され、現場での健康法に応用されてきています。

 

(3)手っ取り早くできるのが魅力

スロージョギングはなにが良いのか?道具が必要ないし、すぐに出来るのがなんと言っても魅力です。自転車は大掛かり、外に出ないといけない。スポーツはだいたい外に出る必要がある。ウォーキングも然り。だけど、スロージョギングなら家の中でもできます。ゆっくりのスピードですから。忙しいこの時代!手っ取り早さが魅力です。

 

告知です。

今月の10月28日にNSCA主催セミナーで「体に優しいランニング」と題して私が講義と実技を福山市水上スポーツセンターで行います。内容はほぼ私の学位論文です。つまりスロージョギングについてです。どうやれば最適な負荷になり、楽に楽しくできるのか?PTSという観点と主観的運動強度の観点からお話しします。最新の情報になります。もし、スロージョギングをゆっくり走れば良いだけだとお考えでしたら、期待を裏切ることになると思います。

是非、ご参加ください!

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