坂本誠のフィジカルトレーニング

Mako’s Physical Training. “Perfecting the basics is the fastest.” "Love Barbell-based training and Slow Jogging"

スロージョギングのチョコチョコ走りの意味

「スロージョギングはチョコチョコ走りで変な運動だ」という話を聞きました。

スロージョギングでは歩幅は小さくリズムよくというフレーズを使って、初心者の方にもランニングが出来るように指導しています。歩幅を小さくなるのには意味があります。今回はそれを解説します。

 

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マラソン選手が走っている姿を見ると軽快で気持ちがいいです。動画で彼らの歩数を見るとだいたい1分間に180〜190歩ほどになります。身長によってももちろん違いますが、大まかにそのくらいの歩数になります。走るという定義は両足が一瞬宙に浮いた状態と定義しています。スピードが遅い選手になるとそれに伴い歩幅が小さくなります。一般の人になると尚更歩幅は小さくなりますが、それでもリズムよくタン・タン・タン・タンと走っています。やはり一瞬宙に浮いています。

それでは、運動不足の人になるとどうでしょうか?おそらく時速6km以上では長い時間走れません。最大酸素摂取量(持久力)が落ちているからです。走ろうと思うと時速6km以下にせざるを得なくなります。時速6km以下は本来は歩くスピードなので歩く歩調で走る格好になってしまいそうです。しかし、それでは宙に浮きません。どちらかの足が地に着いた状態になりランニングの定義から外れてしまいます。そのような走りになると、ランニングで使う下腿三頭筋、大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングスなどの下肢の多くの筋群のバネの特性が消失してしまい消費量が稼げません。そういった理由で時速6km以下で走る場合でも長距離ランナーと同じく、1分間に180歩程度がいいでしょう。実際に180歩でゆっくりと走ると一瞬宙に浮きます。浮かないにしても下肢のバネ(筋の伸張反射や腱の弾性エネルギー)が利用でき、ランニングの定義に当てはまってきます。だからスロージョギングはチョコチョコ走りにする必要がある訳です。

体力が低い方や運動に不慣れな方でも、ランニングの恩恵を享受することができるように工夫されたのがスロージョギングです。チョコチョコ走りにはきちんとした意味があるのです。

 

●今日の成果

英語の勉強:英語の勉強時間0時間

                     今年の合計勉強時間:300分のまま

歩数:7058歩

筋トレ:まだできていないです。。