坂本誠のフィジカルトレーニング

Mako’s Physical Training. “Perfecting the basics is the fastest.” "Love Barbell-based training and Slow Jogging"

エビデンス(科学的根拠)を入手するために

「科学に基づいて実践する」というのは自身の身体を発達させたり、人を指導する上でとても重要な行為です。まずこの動画を見て頂きたいです。

www.youtube.com

これはKatagiさん(カナダ人)という方が筋トレについて熱く、そして論理的に語っている動画です。この中でジェレミーさんという若いトレーナーが動画で投稿したものをKatagiさんが解説しているものです。内容はトレーニングの頻度です。

 

私もこれまでトレーニングで頻度についてどのくらいの頻度がベターかを考えてきました。教科書上では筋の超回復が2〜3日で起こることから、週2〜3が良いであろうと考えていました。しかし、20年前ほどにあるボディビルダーが週に1回を推奨し、こぞって多くの人がその方法を実践したものです。つまり身体をパーツに細かく分けるスプリットトレーニングが主流となりました。しかし、当時私が実践してもどうも伸びが悪かったのです。この動画でも少し書かれていますが、Bro Splitだと。Broが正確には意味が分かりませんが、つまりダメな分割法(Split)という意味なのでしょう。

頻度に関する最新のエビデンスは、近年数多く出ています。週2〜3回が推奨できるというデータや総負荷量を決めて「毎日」でも効果がでるといった研究もあります。また筋肥大と筋力アップの頻度や量なども目的によって相違があります。NSCAのエッセンシャルでも筋肥大と筋力アップのトレーニングは負荷も量も異なります。しかし、正確なエビデンスに基づくものではなく経験値で決めたケースが多いようです。逆に考えると、世界的にもまだそのようなエビデンスが出ていなかったのかと不思議でした。当たり前のことをデータで裏付ける。それが研究です。また当たり前のことが「当たり前のことではなかった」と発見されるのも研究です。今後のさらなる報告を待ちたいところです。

私自身が今は研究室に所属していないので、Pubmedで調べても論文がフルテキストで入手できない状態です。大学に所属していた時は大学がジャーナルと購読料を払っているのでしょう。フルテキストが無料で入手できました。アブストラクトだけでは、方法の詳細や図表が分からないので不十分です。正確な情報が入手できな状態にあり、困っていたのですがyoutubeを調べていると有益な情報を流してくれている人がいました。上述のKatagiさんです。大変ありがたいです。それから私の他の情報入手方法ですが、日本ではこのリハビリメモ→https://www.rehabilimemo.com/  が大変有益です。ちょっと難しい内容ですが、少し頑張れば理解できます。

私も科学に基づいた情報を少しずつ発信していこうと思います。