【フロントスクワット】
今日はバルクアップを求めているMさんのトレーニングです。最近、伸び悩んでいて身体が変わらないというこでした。続けていると伸びな時期が来るものです。年齢との戦いといえばそれで片付いてしまうのですが、やはり新たな工夫と行動のチェンジが必要です。今まで行っていたトレーニングのプログラムから離れて、ご本人の効いている感覚と新しい考え方も導入していきました。
新しい考え方として
1)重量ではなく、動かし方の質にこだわる
2)効かせるような動きを作っていく
3)筋損傷を意識したセットと代謝物を溜めこむパンプアップを意識したセットを織り交ぜて行う
といったものでした。
かなりボディビル的な方法ですが、怪我なく安全に行うには理に適ったやり方だと思います。
どんどんお客さんが新たなステージに突入しているので、私のコメントも変わりつつあります。
「ゆっくりと効かせながら!」
「力を抜かない!」
「すぐに切り返して!」
「筋肉の収縮感を抜かない!」
などなどです。バルクアップの基本は1)筋の損傷、2)代謝物を溜め込む、3)酸素が行き渡らないような動き、4)物理的に高い強度の負荷です。石井直方先生の本に書かれている基本です。一定のトレーニングプログラムを続けてみて、その反応を確認してから次にプログラムを組む。PDCAを回すのみなんです。科学的なトレーニングが世に出回っていますが、それが大事なのはよく分かります。しかし、もっと大事なのは目の前にいるお客さんの状態です。研究というのは個体差を無視して平均化したデータを用いて、結論を出すといったものです。それにそぐわない人ももちろんいます。目の前にいる人がデータです。
今後もMさんの身体を変えるようお互いに話し合いながら進んでいきます。
本日のトレーニング内容
●大腿四頭筋
フロントスクワット
レッグエクステンション
●ハムストリングス
ルーマニアンデッドリフト
レッグカール
●上腕二頭筋
ツイスティング・バイセプスカール
ハンマーカール
●上腕三頭筋
シーティッド・トライセプスエクステンション
ナロウスパン・プッシュアップ
●腹筋群
アブドミナルクランチ
レッグレイズ
計10種目でした。