先日、パーソナルトレーナーの養成講座の一環としてトレーナーとして実技を体験しました。
代表の坂本がクライアントさんを演じて、フォームのチェックや
トレーナーとしての声掛け、表情のチェックなどを体験しましたが、これが本当に難しい…
何を声かけていいか?どのタイミングで何をしないといけないか?を考えていると
「今何回目だったかな?」となり、今度はカウントに集中すると他は何も出来ずに
ただカウントを数えている付き添いになってしまいます。
失敗の連続で、正直へこみました。そんなに簡単に出来るはずもないのは分かっていますが・・
発明家トーマス・エジソンは、後にこのような言葉を残しています。
「私は一つの商品を発明する際、何百・何千の失敗をした。
ただそれは失敗ではなく、この組み合わせは上手くいかない事を発明できたと考えている」
つまり、経験には2種類しかないという事をエジソンは言いたかったのだと思います。
成功の経験と学びの経験。失敗の経験はなく、失敗は学びになるという事です。
何をするにしても、失敗はつき物です。ましてや、慣れていない作業の場合は
失敗の連続かも知れません。
失敗は嫌なもので、私も失敗は出来る限りしたくはありません。
ただ、自分の経験からも失敗をしたくない時は、逃げている時だと思います。
そして失敗をしない時は成長もありません。
私はサッカーの指導者ですが、サッカーこそ失敗の連続のスポーツです。
その失敗を指導者がどう観察して、どの様な声をかけてあげるかで
その選手の失敗後の輝きが変わります。
「ミスになったけど、積極的に仕掛けたのは良かったぞ!」
「大丈夫!次があるぞ!切り替えよう!」
などなど、ポジティブな声掛けで選手は聞いていない様で、実は聞いていて
その後のパフォーマンスが変わってきます。
その失敗が積極的な失敗かどうかの観察力がまず必要ですが、
もし積極的な失敗なら、褒めてあげる事が大切だと思います。
失敗を恐れない環境作りで、選手は伸び伸び自分らしく目を輝かして
頑張ってくれます。
『失敗しなかった者は、何もしなかった者である』
『積極的な失敗は必然を生み、消極的な成功は偶然を生む』
この言葉を今は自分に言い聞かせながら、失敗から多くを学び
パーソナルトレーナーとして、成長できるように日々頑張りたいと思います!
そして4月以降コロナウイルスも落ち着いてくれば、
パーソナルトレーナー×サッカーパーソナルコーチとして活躍できるように
現在準備中ですので、またWAKEホームページなどでご案内させて頂きます。
宜しくお願い致します!