池本です。
前回の最後にスポーツ選手のケガの予防について触れていましたが、今回はその続きです。スポーツをするにあたりケガの予防について書かせて頂きます。
ここ最近の小中学生から感じられる事は、大きな怪我をする選手が多くなったという事です。
特に、腰椎分離症だったり腰椎椎間板ヘルニアだったりが多いと感じます。
この二つのケガは治るのにコルセットをはめて、半年ほど必要になるので、成長期の半年サッカーから離れる事は、結構致命的です。
この腰以外にも、長期離脱のけが人が多いです。
調べていくと、幼少期の「遊び」から学ぶ、転げ方やバランス能力がここ最近の子供たちは経験値が低い事が分かりました。
昨年2019年度の小中学生の体力テストにおける、総合点は男女共に前年度より下がり、
特に小学生男子は過去最低を記録しています。
いわゆるスクリーンタイムというスマートフォンやタブレットなどの時間が
多くなってきているのが、ここ最近の問題であり特徴です。
ただ、これは子供たちが悪いのではなく、スマートフォンやタブレットが
子供達にも身近にある時代になっているという事で、大人がスクリーンタイムを
どれだけコントロールしてあげるかだと思います。
なんでもメリハリですよね。バランスかなと思います。
怪我の予防は、まずはこの
外遊びや身体を動かす事をどれだけ幼少期から小学生年代で作ってあげるか?から始まります。身体を動かす事の楽しさが分かれば、子供は放っておいても動き回ります。
そして、これからご紹介する内容は、桃山学院大学の中村浩也教授が発表されているけが予防の内容が、個人的に非常に面白いと思いご紹介させて頂きます。
①なぜ怪我をするのか?
スポーツには競技スポーツと生涯スポーツがあります。
競技スポーツをする際、パフォーマンスを向上させるためには、再現性のある反復動作を繰り返し繰り返し練習する事になります。
サッカーなら例えばキックが上手くなるには、何千回・何万回蹴らないと上手くならないです。
その繰り返し練習する際に、「身体が耐えられない、避けられない」時に怪我をするとの事です。
そしてそれには2つの要因があります。
①自分が原因の内的要因
②自分ではどうにもならない外的要因
です。
内的要因は、準備不足はもちろんですが筋力・柔軟性・怪我の既往歴など
外的要因は、雨などの天候、対戦相手、ルールなど
外的要因でサッカーで良くあるのが、ルールです。
審判がこのルールをコントロールするので、判定が曖昧になる試合になってしまうと
試合が荒れて来て怪我に繋がるケースが多いと思います。
そして、ここからがなるほどなと個人的に思ったことですが
同じ環境下の内・外的要因でも、ケガをする人としない人がいるという事です。
そして、この怪我を予防する方法が、独特な発想で面白いです。
この怪我の予防はまた次回という事にさせて頂きます。
福山市パーソナルトレーニングジムの池本でした。
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