池本です。
気が付けば梅雨入りして、本格的な梅雨らしい雨が続きましたね。
今年は春を感じる事があまりなく、夏を迎える感じかなと思います。
新型コロナウイルス以外の話題が、ニュースやネットで流れているのを観ると、
世の中に普通の日常が戻りつつあるな、と感じている方も多いのではないでしょうか?
さて、前回ケガの予防について、もう一つ重要なファクターがあると書いて終わりましたが、今回はその続きです。
最初に怪我をすると人の心がどうなっていくかご紹介します。
①否認→②怒り→③取引→④抑鬱→⑤受容
怪我をすると、ケガを受け入れたくないと
①否認します。(こんなの大丈夫、大丈夫)
でも、大きい怪我になると否認しても、思う様に走れない、動けないとなると
②怒りが出てきます。(なんでこんな時に…)そしてこの怪我とどう向き合うか
③取引を考えます。(病院へ行こうか、もう少し様子見ようか)
でも現実は、ライバル達がどんどん成長している状態を見るようになります。
孤独になります。そうなると
④軽い鬱の様な状態になり絶望感が出てきます。
それを乗り越えると、この怪我を
⑤受け入れて前向きに考える事が出来る様になります。
ただ、ここで重要なのは、受け入れるまでの段階で④の絶望感の時に、選手によってはバーンアウトになって、そのスポーツそのものを辞めてしまう選手も出てきます。
怪我をきっかけに競技を辞めた、プロになる夢をあきらめたという話はよくあります。
だからこそ、①〜④の過程でやるべき事があり、最終的にその行動がケガの予防になります。
それは、科学的に証明されていて、個人的には意外な結論なのですが、
答えは
「仲間の励ましの声」です。「大丈夫か?」「痛みはどう?」などなど…
いわゆるチームのまとまりがケガの予防になるというのです。
桃山学院大学の中村先生は今まで色々なチームのサポートをしてきて、怪我が少ないチームはチームがまとまっていて、逆に怪我が多いチームは雰囲気が悪い現実をみてきているらしいです。
怪我をした→仲間が励ましてくれる→立ち直れる→怪我が治る→また怪我してチームに迷惑かけたくない→怪我の予防をする→怪我人が減っていくというメカニズムです。
この「チームのまとまり」が怪我の予防になるとは意外でした。
怪我で孤独になっている選手に、仲間がどんな声をかけているか?
指導者やトレーナーがどれだけ親身になって寄り添っているか?励ましの声をかけているか?
精神的に弱くなっている怪我人に対して、救えるのは周りの仲間だという事です。
防ぎ様のない怪我や、不運な怪我はたくさんあります。
その時に、チームがまとまっている事と、そうでないバラバラのチームだと
怪我の蔓延や、怪我の治り具合が変わり、結果が大きく変わるのだと思います。
確かに振り返ると、いい雰囲気のチームの時は、怪我は少なく結果が出ていたように思います。何でもチームというまとまりは大事ですね。
そしてWAKEでは、クライアント様には細心の注意をはらい、必ずウォーミングアップやクールダウンは入れて怪我予防をしていますし、少しでも痛みがある箇所はトレーニングをしないなど、コミュニケーションや表情などを見て、怪我の防止に努めています。チームWAKEとして、怪我の予防に努めていますのでご安心ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
福山市パーソナルトレーニングジムの池本でした。
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