WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

哲学の回路がショートしたポンコツ

新規クライアントが減量を求めて、そのためのプログラムを提示する。私の行動の根っこは「その人が健康になるため」というもの。こんな理由で、短期減量とは言え極端な食事制限は提案しません。だけど、クライアント自身が極端な糖質制限を求めてくることがあるんです。3食ほとんど糖質を摂らない。肉だけみたいな。それで「その食事は永遠に続くのですか?」って話になるんですよ。他にはジム以外にも運動の宿題を私は出します。主にスロージョギングと歩数を稼ぐことです。日常の活動が少ない人は不健康というデータがあります。自分自身で動こうとする習慣ができれば、リバウンドしにくくなります。基本的にはこれが私の減量の指導哲学です

だけど3ヶ月の減量プログラムが終わり、解放された時に元の食事と元の運動しない生活に戻ると結果リバンド!極端な食事制限と運動習慣を身につけてこなかった代償がこれです。これでクライアントはテンションダウン。。私もテンションダウン。。一体何のための減量だったのか?って思う。わざわざリバウンドするための我慢大会か?って。だから、極端なことを求めてくる人は私お断りしています。私の哲学と合わないから。もしそれを受け入れてしまったら、私は哲学の回路がショートしたポンコツトレーナーになってしまいますね。

 

私の師匠はニコニコペースという笑顔が保てる程度で、ストレスなく運動して効果を出すことを哲学としています。私の知り合いのトレーナーは3つの部位と3つの動きという哲学を持って、選手に指導しています。先生やトレーナーと言われる人はしっかりとした軸があるので(あると信じている)、クライアントさんはその軸に沿って指導を受けてほしいものです。トレーナーにも得手不得手があるので、苦手なことを要求されてもミスマッチが生じるだけです。

 

 

編集後記

何が言いたいかっていうと、普通の食事に戻そうとする意思と、自分での宿題を熟すって覚悟が持てる人を求めているってことです。実際にこれをやっていくって、簡単ですよ!