WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

スロージョギングの意義 その1 〜楽々体力アップ〜

ランニング学会大会in新潟で2019年3月16日に「スロージョギングの意義」についてお話することになりました。自分でもう一度本や文献を見直してインプットするのも大事ですが、アウトプット前提のインプットが学会大会でもスムーズにお話できるのではないかと思いました。ですので、「知識吸収」と「ブログでの発信」の一石二鳥を狙って当日までスロージョギングの意義について書こうと思います。もちろん、できる範囲でですが。

 

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【スロージョギング教室in角島の模様】

 

意義 その1

「歩くスピードで走る」ことで、初心者や体力が低い方でも楽々体力アップができる

これまでランニングと言えば速く走ることでした。それが普通はランニングというものです。ランニングというのは目的地に早く達するための手段ですから、どんなに遅く走っても時速6kmを超えます。しかし、これでは体力がない方には自分の持てる有酸素性能力の80%ほどになり、激運動となってしまします。長時間走ることは不可能です。そこで、そのスピードを意図的に歩く範囲(時速6km以下)にしてみてはどうでしょうか?これならば身体に無理も掛からず、長時間できます。運動強度も歩く速度の1.7倍増しになるので、トレーニングとしての刺激も十分にかかります。ここに意義があります。つまり、ウォーキングでは得られなかったトレーニング刺激が、同じ速度でランニングにするだけでトレーニング刺激が得られ有酸素性の体力が向上します。実は、時速6km以下ならばウォーキングもランニングもきつさは変わりません。きつくなく、楽にスタミナが上がるので初心者や体力が低い方でも抵抗なくランニングに取り組めるという訳です。大きな意義ですね!

 

その他の意義は、後日まとめていきます。