WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

平成が終わり、令和でのトレーニング指導と技術革新

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一つの時代が終わります。平成時代!!私が高校2年の時が元年です。よく覚えています。テレビは連日昭和天皇崩御の放送でした。暗い雰囲気の中しんみりと平成が始まりました。

1989年1月8日から2019年4月30日で平成が終わります。今日が最後なんです。はっきりと覚えているのは30年前の平成の始まりは筋トレをしていました。そして、それを思い出して平成の終わりも筋トレにしようとバーベルを握りました。感無量です。思えばこの30年間は筋トレ中心だったように思います。筋肉愛は変わりません。このまま筋トレを続行しようと思います。

 

平成時代の30年で筋トレに関して思ったことは、本質的に有益なトレーニング種目自体はほとんど変わっていません。つまりベンチプレスやスクワットやデッドリフト、ショルダープレス のような基本種目です。新しい方法論があれこれ出てきましたが、出ては消え出ては消え。。です。ファンクショナル、コアトレも、体幹トレも、細々した訳の分からん体操みたいな運動(トレーニングではない)も全部流行りでしたね。核心を捉えていなかった。だから多分この先も私の実施しているNSCAで推奨している基本トレーニング種目は変わらないでしょう。多少のやり方は変われど、これから30年経ってもそれほど変わらないというのが自分の予測です。30年後が楽しみです。変わらないですよ!!

 

それで世の中はというと、テクノロジーは随分と変わりました。私が大学時代に携帯電話をみんな使いはじめ、インターネットをパソコンで使うのが当たり前になりました。今では手元でいつでもネットにつながることができる時代になっています。携帯でテレビや動画も見れます。顔を見ながら電話もできるし、買い物もできるようになりました。私が小学校時代に描いていた夢のような時代が実現しています。今AIが導入されコンビニが無人化され、車も完全にオートマチックの自動車になり、驚くような世界が待っているでしょう。この平成の30年だけで激変したように、令和はもっとスピーディに社会は変化するでしょう。間違いなく。

 

私の分野のトレーニングと社会環境の変化を対比してお話ししましたが、これからもトレーニング分野では訳の分からない方法論やら運動法が出てくるでしょう。それで注目を集め一気に人気者になる人がこれからもドンドン出るでしょう。メディアは持て囃すでしょう。私はこういった枝葉についていこうとは思いません。木の幹のように見えて実は枝葉だったというのを30年で数多く見てきましたからね。これとは反対に変化するテクノロジーにはついて行く必要があると思います。昔のやり方で突き通し失敗した人も多く見てきました。道具は使っていかないと、時代に遅れます。というよりも手作業で田畑を耕しているようなものですから。

 

私は令和では本来必要な主流のトレーニングをさらに極め、世の中のテクノロジーに応じたサービスをクライアントさんに提供していこうと思います。健康指導もGPSを使ったり、ネットを使うのは普通になっています。社会のテクノロジーに応じたサービスにこれからも挑戦していこうと思います。それがこれからの職業人ではないかと思っています。AI時代が到来してもお役に立てる人間でいたいです。

では、平成最後のブログが書き終わりました。令和でお会いしましょう。