A「スクワットやっても全然効かないんですが。」
坂本「それはね。疲れ切る回数をやっていないんじゃないですか?私はいつもスクワットやったら太ももの筋肉が効きまくりますよ。だって、効くようにやってますから。」
A「10回3セットやっているんです。本にそう書いてあったから。」
坂本「10回を3セットやって終わった時に疲れていないのだったら、それはあなたが下肢の筋力が強いんですよ。疲れ切るような重量に設定してください。そうすれば否が応でも効きますよ。」
A「お尻に全然効かないんですけど」
坂本「私もスクワットやってもお尻に効いている感じがありませんよ。」
A「それってダメなんじゃないですか?本にはお尻にも効果的ってありますよ」
坂本「それはスクワットという種目が太ももによく効くという証拠じゃないのですか?」
A「えっ?でも、本には。」
坂本「本と自分のやったことの結果はどっちが正しんですか?自分でやったスクワットという実験の結果がお尻に効かないということを証明しているじゃないですか?逆にそれって本の書いてあることは間違いだっていう証拠じゃないのですか?」
このようなやりとりが以前ありました。
何事も考える材料が転がっているわけで、筋トレからも考えることはたくさんあります。
筋トレは簡単ではないですよ。
何事も修行が必要なんです!
それから、
大体の場合ターゲットとする筋肉に効かないのは、その種目が効かないのではなくって次のような原因があります。
1. 効かないような動かし方をしている
疲れてきたらフォームが崩れて他の筋肉に負荷を分散している。
2.効く(焼けつく、疲労感が貯まってくるなどの感覚)まで回数をやっていない
自分で決めた回数内で灼熱感が筋肉に現れてきていないのにそこで止めている
つまり正しいフォームで最後までブラさずに、筋肉が焼けつくまでやれば効きます。
あと本やメディアにミスリードされて、信じ切っている場合があります。
「このエクササイズはお尻の引き締めに絶大!」とか。
結構テレビや本(店頭に並んでいる本)は間違いが多いですよ。
売るためだけに、かなり誇張していますから。
今のコロナの騒動でテレビ見ててもミスリードしている番組もあるじゃないですか!
あれと同じです。
正しい情報を得て、自分にとって有益となるように!