福山市パーソナルトレーニングジムWAKEの池本です。
前回、サッカー選手として、個性であったり個人の「こだわり」
が必要と書かせていただきましたが
今回は更に踏み込んで、小中学生のサッカー選手に、どうやったらサッカーの試合で活躍出来るか?に触れたいと思います。
(あくまで考え方がメインで、技術や体力はまた別です)
サッカーで活躍出来るワードは以下の5つ
①サッカーの本質を知る
まずサッカーを知るべきです。得点して失点しなければ勝つスポーツです。
単純です。シンプルだからこそ楽しいのだと思います。
そして、サッカーはチームスポーツという本質も理解しましょう!相当な能力がない限り、チームのコンセプトは頭に入ってないといけません。
監督やコーチの話を聞いて、それにあったパフォーマンスを表現できるか?です。
自分勝手は、さすがにダメだと言うことです。個性を出すのはチームでやる事を理解した上でです。
でも、これはチームスポーツをやる上で、社会に出て大きな強みになります。
人間は1人では生きていけないので、組織に属して、組織の中でいかに個性を出すか?
大きな経験が人間力としての強みになると思います。
スポーツで人間性を高めるという事です。
②ポジションの役割を理解しよう!
ポジション別に考えてみます。
まずFWはいい加減でいい(感性を大事に)です
わがままくらいがちょうどいいといことです。
なぜならFWの役割は主に得点を奪う事でその得点力には、独特な感性やセンスが必要だからです。
感性やセンスは教えることが出来ません。持って生まれた感覚があります。
「得点感覚」の「個性」は尊重されるべきで、得点力不足の日本には貴重です。
だからFWは真面目なタイプは比較的少ないと思います。
例えば前から守備をする戦術があったとしても、2回に1回はうまくサボるくらいでないと
ここで点取って欲しいと言うときに得点できない可能性が高くなります。
だからFWで活躍したかったら、指導者の話は半分で十分です。
(ただ結果を出して下さい)
自分の感性を大事にし、わがままは許されるポジションを理解して下さい。
逆に、DFの選手は、守備の機会が多いので、チームとしての守備の約束事はしっかり頭に入れないといけません。タイプ的には、真面目なタイプでないと、特にセンターバックは務まらないです。身体能力も大切なポジションですが、考え方が「チームのために自分を犠牲にする」考えのタイプでないと、失点という目的は達成できません。
賢さが必要です。相手FWの感性を上回る予測力が必要です。
身体能力があっても、この予測力がないとDFは伸びません。
いつか身体能力は通用しなくなる時が来るので。
③賢さを身につける
これはどのポジションでも、必要です。
サッカーインテリジェンスです。
よくあるのが、早熟の身体能力に任せたプレースタイルの選手が、小5〜中1くらいまで活躍します。ただ、その身体能力に任せすぎていた選手は、結局伸び悩みます。
サッカー考える時間が多くあるスポーツです。だから楽しい!
メッシやマラドーナが世界のトップになっているのは、技術やセンスはもちろんですが
身体能力をカバーするサッカーインテリジェンスがあるからこそです。
④自分の特徴を知る
自分の特徴を言えますか?敵を知る前に己を知れです。
意外とこれが出来ません。
中学生くらいになるとある程度自分が何で生き残るか?くらいは考えていいと思います。
自分が目立つには?考えているのかな?と感じる時があります。
この自分と向き合って考えることが出来る選手は、伸びます。
⑤自己主張
最後は自己主張です。
どれだけの選手が自分のやりたいポジションを指導者に主張しているでしょうか?
与えられたポジションで、やりたいプレーも出来ないのに、我慢して自己主張せずに、個性を埋れさせている選手は日本中にたくさんいると思います。
実際私も、適切なポジションが分からず、選手の個性をうまく発揮させてあげれなかったと思う選手は、何人もいます。
それだけ、今の選手は自己主張しない選手が多いです。
と言うことで、個人的な見解をダラダラと書きましたが(まだまだ10%くらいですが(^^))
まとめると
サッカーを理解し、ポジションの役割を理解し、チームのスタイルを理解し、己を知り、適切なポジションを主張し、なおかつ監督が望むパフォーマンスや結果をどれだけ見せることができるか?
そして、当たり前ですが研究心や努力や積極性を常に持つことです!
指導者もそういった積極的な選手を望んでいると思います。
自分が楽しくやるために、自分の考えを伝える人間であり、伝えられる教育であり、伝えられる環境や関係性を築くことは、今のスポーツ界には大切な事ではないかと考えます。
そして、最後にもし選手としてプロを目指したい、海外や代表クラスまで目指したい、あるいはサッカーを高いレベルで長く活躍したいのであれば、大切なキーワードがあります。
それは
怪我をしない事です。
大きな怪我をしない事。度重なる怪我を繰り返さない事。
怪我で成長が止まった選手は何人も見てきました。
小さな怪我は、誰でもありますが、月単位、年単位でサッカーを離れないといけない怪我は致命的です。
次回は、スポーツ選手の怪我の予防について触れたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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