WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

ノルディックウォーキングのエネルギー消費量は同じ速度の歩行よりも1.2倍

Dr. サカモトです。

 

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【ノルディックウォーキング】

7年前の写真です。

 

ノルディックウォーキングという

両手でポールを突いて歩くスポーツがあります(写真)。

このウォーキングはとても健康に良いスポーツです。

タイトルで同速度の歩行よりも消費量が1.2倍と書きました。

「なんだ!わずか1.2倍か!」

なんて思うかもしれません。

みなさん、消費税10%になってどう思いましたか?笑

このわずかな増加でも大きいんですよ。

 

健康を確保するための歩行スピードは時速6kmが目安です。

時速6kmは安静時の5倍の運動強度です。

でも、これはちょっと速いスピードです。

きつさも伴いますしね。

 

では時速5kmの通常スピードなら

運動強度どうでしょうか?

時速5kmのスピードは安静時の4倍の強度です。

これでは少し強度が低く、

もう少し強度を上げたいところです。

しかし、冒頭でも言ったようにノルディックウォーキングは

同速度の1.2倍の強度になります。

つまり、時速5kmでノルディックウォーキングをすると、

1.2倍増しなので、4倍×1.2=4.8倍です。約5倍です。

健康確保のレベルをほぼ満たします。

 

ここにノルディックウォーキングの意味があります。

普通のスピードで歩いているようで、

実は適度な強度がかかっています。

 

さらに良いことに、消費量が上がっているにも関わらず、

きつさの程度は同速度のウォーキングと同じです。

 

近年健康づくりのためには、通常の歩行では強度が低いとされています。

LIPA(Little Impact Physical Activity=影響の小さい身体活動)の部類に入ります。

したがって、工夫が必要です。

例えば、スロージョギングやインターバル速歩など。

前者は我が師匠 田中宏暁先生考案、後者は信州大学の能勢先生の考案です。

両方とも強度を上げる創意工夫があります。

 

実はノルディックウォーキングも強度が高くなる、

メリットが潜在的に隠されているんですね。

工夫云々関係なく。

だから素晴らしい!

 

ノルディックウォーキングも超オススメですよ!!

 

【編集後記&宣伝】

上のノルディックの私の写真。。

7年前のですが、多分70kg前後だと思います。

しかし、細っ!!

 

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やっぱり職業に応じて、

つーか、指導の専門に応じて

身体を変えていくのは大事ですね。

パーソナルトレーナーとして指導するなら、

身体を作っておくと信用度が違います。

先日、「やっぱ、ガタイが良い人に教えてもらうと、

気分がいいよ!」って言ってもらえました。

 

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それからYouTubeでDr.サカモトの筋肉に訊けを始めました。

ネーミングを「スポーツと健康の教養」に変えるかもしれませんが、いろいろと試します。

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