WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

心と筋肉をコネクション

バーベルやダンベルを挙げる時、重要なことがあります。

それは「心と筋肉のコネクション」です。

「心と筋肉がつながるの?」

つながるんです!

 

(1)単に筋肉を意識しようというのは間違い

よく筋トレをしている最中に

「筋肉を意識しましょう」と言います。

ベンチプレスなら胸のエクササイズなので

「胸を意識しましょう」って感じです。

そうすれば胸の発達が促されるというのが理由なのでしょう。

でも実は正確には違います。

もし意識すれば筋肉が発達するというのであれば、

極端に言えばベンチプレス中に脚を意識しても

脚が発達することになります。

 

 

(2)「筋肉の付着している部位が解剖学的にこの骨から

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この骨の位置なのだから、

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次のように動かせば最大に筋肉が機能する」という考え

 ベンチプレスで大胸筋を鍛える場合には

大胸筋の中部が大きく働きます。

手幅は手を横に開いて、肘と肘の距離が最適な手幅です。

 

そうすると最も大胸筋に負荷がかかります。

その位置で、重さを大胸筋で

受け止めることを意識しながらベンチプレスを行うと、

自然と筋肉を使っている感じがしてきます。

 

我流で脇が締まった挙上や、手首が反ったりする

挙上法はダメだということです。

 

(3)動かすスピードはゆっくり下ろして重さに耐えながら行うのが超大事

次にスピードです。

いくらフォームが良くても

スピードが速すぎると筋肉の発達を最大化することはできません。

感覚的には「2秒で降ろし、1秒で挙げる」です。

 

(4)レップ数は10〜15レップスが心が筋肉とコネクションしやすい

そして回数です。

やはり疲労感が出てくる10〜15レップスが

筋肉と対話しやすい回数になります。

 

(5)ブラさない

軌道をブラさないことはとても大事です。

ブレると同じ筋群内でも違う筋線維を動員します。

ブラさず同じ筋線維を使うからその筋線維群の成長が促されます。

 

このようにして

1)解剖学を理解し、

2)動かすスピードはゆっくりで、

3)10〜15レップス上げ、

4)ブラさない

ことで、心と筋肉をコネクションすることができます!

さあ、やってみよう。