WAKEフィジカルトレーニング

ミドルエイジからのワークアウト

パーソナルトレーナーに資格は必要?

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Dr.サカモトです。

 

長年パーソナルトレーナーをやっていると相談されることも増えてきます。

 

以下の3つが相談内容の種類です。

1)ジム開業について 6件

2)パーソナルジムに就職したいのですが、資格は必要ですか? 2件

3)副業としてパーソナルトレーナーになりたい 1件

 

1)は経営の勉強も必要なので大変さはNo.1でしょう。

これについてはまた別の機会にブログを書きます。

今回は2)の「パーソナルジムに就職したいけど資格は必要か?」について書きます。

 

資格は絶対に持っていた方が良いですよ!

私が石田内科循環器科のメディカルフィットネスに就職した時には、健康運動指導士が絶対でしてね。

就職の面接時はこんな感じでした。

 

事務長:「資格はお持ちですか?」

私:「はい、健康運動指導士を持っています」

事務長:「そうなんですね。それで、どんな経歴を?」

私:「はい。福山YMCAウェルネススポーツセンターでトレーナーとして働いていました

特に高齢者の指導に尽力し、足腰のトレーニングや肩こり腰痛の予防を指導をしていました」

(病院就職の面接なのでそれに関わる話を出したという)

事務長:「そうなんですね。」

 

てな感じです。

結局就職できたわけですが、その恩恵は100%受けました。

 

今パーソナルジムの経営者である私は「何も運動関係の資格がありません」と言われると

「何も勉強していないんだ。」と思うんですね。

もちろん他の要素も見ますが、

全くの他人なので書面上のことでしか判断できません。

はっきり言うと、NSCA認定パーソナルトレーナーの教科書レベルのことが分かってほしいです。

そうでないと、プログラムデザインとか、筋トレ種目の基本的なやり方とか、疾病についてどう対処するかなど

スタッフ同士で共有したりすることができないです。

あと資格は「勉強した証」「努力の証」と思っています。

 

その後は面接で話を聞けば分かりますから。

一般人よりは運動関連の知識が50〜70%ほど高ければ良い。

ある程度の知識とトレーニングができる技術があれば

あとは経験を真摯に積めば良いトレーナーになりますよ。

 

資格の種類

資格としては次のものがあります。

NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)

JATI(日本トレーニング指導者協会)

NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)

私はNSCA認定パーソナルトレーナーとマスターコーチを持ってますので、

絶賛これを推します。

 

NSCAは歴史も古く、科学的エビデンスに沿っているしデータも多いので指導の参考にしやすいです。

また研修も日本各地で行っているし充実しています。

ですので、絶賛お薦めします。

是非ともNSCA認定パーソナルトレーナーを!

 

自分でもトレーニングの研鑽は重ねておく

これは当然のことですが、

知識だけでなく自身でも見本になるようにトレーニングしておいて欲しいです。

我流でなく、きちんとたトレーニングをして見栄えのある身体にして欲しいです。

その方が印象良いですよ。

英会話の塾を開業していて、

先生が英語が話せないってあり得ないですからね。

英検1級を持っていて、しかも英語ペラペラだと信頼できるじゃないですか。

それと同じです。