坂本誠のフィジカルトレーニング

スポーツ健康科学を分かりやすい情報にして発信しています

ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの基本種目から 〜福山市体育進行事業団でのトレーニング講習〜

12月16日(土)に福山市水上スポーツセンターで行われた高校生へのビッグスリー(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)のトレーニング指導でした。多くのスポーツの中には「押す、引く、立つ、跳ぶ」などの基本動作が含まれるためこの3種目はトレーニングとして非常に重視されてます。

 

 

【講義】

f:id:physicalist:20171229201254j:image

NSCAジャパンの動画を見ながら生徒たちに講義しました。この3種目はこれで終始するのではなく、スピード&アジリティ(敏捷性)やプライオメトリックス(爆発的パワー動作)などにつなげて行き、より競技動作にリンクするための土台にすることを話しました。

 

【実技】 

f:id:physicalist:20171229201311j:image

私がスクワットのデモンストレーションをしているところです。ハムストリングス(太ももの裏)が硬い選手も中にはいてスクワットのフォームがなかなか安定しない場合も見受けられました。ですが総じてマスターするのが早く能力が高いと感じました。

 

【まだ一歩、やっと一歩】

ビッグスリーというのは既に30年前からスポーツトレーニングの基本として考えられています。特殊なものではありません。先述のとおり立ったり、しゃがんだり、ジャンプしたり、押したり、引いたりする動作はスポーツの中でも頻繁に起こります。力強く爆発的に動くには負荷を掛けて筋力を増加させた上で自分のスポーツに取り組むとより速く、より高く、動作ができるようになります。これはスポーツで良い結果を出すために非常に有効な手段となります。福山のみならず日本ではまだ筋肉をつけたらスピードが落ちるとか、柔軟性がなくなるといった誤解、あるいはその間違った考えによる弊害が出ています。ダイレクトに言うと一般書籍に出ているような体幹トレーニングといった如何にも分かりやすいような方法は超初心者には良いですが、ある程度経験を積んできた選手にとってはプラスにはなりません。平行線のままです。良い結果を出したいというのであれば、やはり簡単な方法や本で見るようなセンセーショナルな方法ではなく、ウェイトトレーニングを選ぶべきです。

正しい方法で選手が伸びていくことを今後はサポートしていきたいと思います。