Mako博士のフィジカルトレーニング

ジョグと筋トレのことを乳酸がたまるくらいの熱い思いで書いています。「筋肉をつける」「体脂肪を落とす」ということを徹底的に考えてます!

トレーニング指導の時によく思うこと

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指導している時に良く感じることを書いてみます。

 

フォームが出来ていない場合が多いので、まずはフォーム作り

ウェイトトレーニングを行なっていると、どうしても重量にばかり目が行きがちです。しかし重要なのは鍛えたい部位に適切に負荷をかけて、関節を痛めない安全な動かし方をマスターすることが先です。例えばスクワットなら膝が前に出過ぎないようにする。膝を絞ったような挙げ方をしない。脊柱のアーチを保つなどです。ベンチプレスなら大胸筋に適切に負荷がかかるように肩関節の外転角度は80度程度です。首の根元辺りにバーベルは降ろしません。こう言った基本的な動きはすでに先人が数多くの研究の中で方法論を確立してくれています。なかなかその理論を一般人が崩そうにも崩しようがありません。したがって、まずは先人の方法論を徹底的にマスターした方が良いです。正しい挙げ方を覚えて、重量を挙げていくのはその後からです。

 

 情報過多

最近はスポーツ選手が来ることが多くなってきたので、常々感じることがあります。選手ですので嫌々ながら運動をしに来る人はいません。しかし、ある傾向があります。本やYoutubeなどの動画を見てそれを最新の方法だと思っている傾向があります。無理もないです。今や情報は昔に比べて格段に増えていて、得られる方法もたくさんあるからです。ですが、その情報は玉石混交(ただの石も宝石も入り混じった状態)と言わざるを得ません。本当にその方法は研究的手法で効果が出ている方法論なのかと疑いたくなるものが多いのです。しかし、「本を見て」、「動画を見て」と選手は言います。野球もバスケもサッカーの選手もです。重要なのは何かと言うと、学術的に体系づけられたトレーニング方法論です。

 

このトレーニングをやってくださいという意見は皆さんのニーズではない

まず、1)まだ何が弱点で何も確認していないのに、自分で決めつけてこれが必要という人がいます。それから、2)たまにあるのがネットで見たから、それやってという人。3)「体幹トレーニングをやってください。体幹が弱いと言われました。」というもの。4)「私は背中のトレーニングは要らない」というバランスを欠くトレーニングを指示してくる人。などなどかな。私はトレーニング指導でその人のニーズ(必要性)を見て、プログラムを組みます。クライアントのウォンツ(欲求)は求めていません。そもそもクライアント(相談者、依頼者)ですから、自分のやりたいことを言わずに相談してほしいものです。完全に私がやろうとしていることとクライアントの求めていることとのミスマッチなので、この場合は本来はトレーニング指導を受けるべきではないんでしょうけどね。最初の時点でこの辺りをマッチングさせておかないと、後々問題になると思っています。

  

パーソナルトレーニングの文化がしっかりと出来ていけばなあって思う

トレーニングとは日本語で鍛錬といいます。まさに「鍛える」ことです。この鍛えるって言葉は「筋力を鍛える」「スピードを鍛える」「パワーを鍛える」など体力面の向上を目指す時に「鍛える」という言葉を使います。「投げ方を鍛える」とは言いません。「投げ方を練習する」「踊りを練習する」という風に技術面の向上には「練習」という言葉を使います。私はこのトレーニング(鍛錬)の文化がもっと出来ていくのが良いと思っています。世には練習を学びに行くスポーツ教室は多いですが、トレーニングもしっかり学ぶ土壌が必要だと思いますね。

 

な〜んてことを思っています。文化については「〜べきだ」とまでは思っていませんが、なれば良いと思っていますね。トレーニングもハマると楽しいよ!