「ながら」運転「ながら」スポーツ

 

今日から春の交通安全運動が始まっています!

スローガンがあるみたいで

『あおるより ゆずるあなたが かっこいい』

らしいです。心に留めたいと思います!

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/376870.pdf

 

交通運動といえば、いわゆる

「ながら運転」が厳罰化されています。

運転中の携帯電話やタブレットの使用が、厳しくなっています。

この「ながら運転」の事故が多いみたいですが、

 

そこで…

時速60キロで走行した場合、2秒間携帯などをみると

何メーター車は進むか分かりますか?

 

 

33.3メートルらしいです。

 

やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用|警察庁Webサイト

 

この数字は怖いですよね。

ついついやってしまいがちな「ながら運転」ですが

意識して変えないといけませんね。

加害者にも被害者にもならない為にも。

 

さて、またまた前置きが長すぎましたが

この「ながら運転」を聴いて、サッカー指導者として考えるのは

「サッカーは常にながらスポーツ」だなという事です。

状況がそれこそ数秒ごとに変化するサッカーで、一番大切な作業の一つに

「観て判断する」事があります。

しかもボールを扱い「ながら」観て判断して、そして正確に

その判断通りのパスやシュートをしないといけません。

 

ただ、サッカーは奥が深いスポーツで、

サッカーにおいて、一番重要なのは基本技術です。

止める蹴る運ぶの技術が低いと、サッカーの試合で活躍できません。

ですが、技術だけ高くてもサッカー選手として一流ではなく、

「判断を伴う技術」が求められます。

このレベルが高い選手がトップトップになれます。

もちろんこれに、メンタルの強さや、フィジカル的な事も絡んで

きますが、観て判断して正確に技術を発揮できる選手は

なかなかいません。

特に観えてない事による判断ミスがおこる選手が多い。

だからこそ、オフザボール(ボールを持っていない時)の準備が必要で、

一流選手は常にこの準備をしています。

更に一流になるとピッチ全体を俯瞰(ふかん)して観る事が出来ます。

テレビなどで上から全体を撮っている画面が、ピッチ上でも観えて、

しかもその時々で的確に観える選手がいます。

以前あるトップ選手が

「なんであれだけ観えているのですか?」の質問に

「なぜか分からないけど観えます」と答えていました。

 

いわゆるスポーツビジョンが高いのだと思います。

遺伝的なセンスも大きいと思いますし、サッカーをする事の経験で

予測力が鍛えられた事もあると思います。

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サッカーを指導するにあたり、

この判断と技術向上のバランスは大事かと思います。

技術だけ指導していると、サッカーの試合で判断や予測が悪くなるし、

サッカーの試合形式中心の指導していると、技術が上がらずミスが起こります。

 

このバランスを考えながら、しかも指導者はその時々で

判断ミスか?技術か?を見極める観察力も求められます。

 

指導者も選手1人1人を色々観「ながら」戦術を考え「ながら」

相手との駆け引きを考え「ながら」試合に臨んでいるから

試合が終わるとどっと疲れる事も多々あります。

 

スポーツはサッカーに限らずほとんどが

「ながらスポーツ」だと思います。

だからこそスポーツはハプニングが起きやすく

ドラマが起こって面白い!

 

ただ、スポーツのハプニングはドラマにつながり感動を呼びますが、

交通社会のハプニングは、悲劇につながり悲しみしか呼びません。

 

 

「ながら」はスポーツだけにしたいと思っています。