Kanaです。
我々の体を構成する成分の中で最も多く含まれているのが水分なのは皆さんもご存じだと思います。
男性で約60%、女性で約55%です。
女性の方が水分量少ないのは体脂肪量が多いから。
1%程度の水を失うと喉が渇き、4%程度であくびが出るようになり、8%程度で吐き気、10~20%以上の水分が失われると命に関わってくるため、生命を維持するのには不可欠です。
また栄養素を運び、体温を維持する役割もあります。
1日の水の出納は健全な状態ではほぼ供給と排出のバランスがとれていて、成人の出納は2000~3000mL/日です。
この供給とは、飲料水や食べ物、栄養素が代謝されて生じる水などをさします。
そして、排出には飲んだ水の有無にかかわらず一定量排出している尿と、飲んだ水の量に影響を受ける尿があります。糞便中にも排出されてますね。
また、不感蒸泄といって無自覚のうちに呼気や皮膚から発散しているものもあり、この不感蒸泄は外の気温に影響されるので、今の時期のように暑い時は増加します。
※汗をかいた場合は自覚できるので汗は不感蒸泄には含まれません。
ここまでは栄養学的な水分について話しましたが、具体的に1日の水分はどれくらい必要かというと成人で1~1.5L。
ですが、運動などで大量に汗をかいた場合には必要量は増えます。
先ほども言ったように、汗はかいた自覚がありますが不感蒸泄は無自覚なものです。
なので汗あまりかいてないなと思っても実際には体内の水分は排出されていることになります。ここで水分を補給していないと少しずつ体内の水分を失い脱水にも繋がるというわけです!
喉渇いたな~と感じている時はすでに体内の1%は水分を失っている状態にあるので、運動する際は勿論のこと、室内にいてもこまめに水分は補給して暑い夏から自分の体を守りましょう。
~編集後記~
最近休みの日に福山市立動物園と笠岡ベイファームに行ってきました。
一面のひまわり畑めっちゃきれいでしたよ~
平日は人が少なかったので良いですね。
福山市のパーソナルトレーニングジムWAKE
管理栄養士のKanaでした。